Corecolors #5「からだを整え、こころをひらく」― ヨガ講師 畠山 さきさん

コレカラ女子の新企画『Corecolors(コレカラーズ)』!

宮崎で活躍する女性たちにスポットを当てて、「これまでの歩み」「今の活動」「そしてこれからの未来」をぎゅっと語ってもらう企画です。

Core(核・想い)と Colors(彩り・個性)。
その名の通り、それぞれの女性が自分らしい色で未来を描いていく姿をお届けします。

今回のゲストは、神奈川県出身のヨガ講師・畠山さきさん
インタビュー当日は、娘さんのすずちゃんと一緒に来てくれました。

インタビュー前半はニコニコ☺️後半からぐっすり眠ってくれたすずちゃん👶❤かわいすぎました!

柔らかな空気の中で語られたのは、「体を整えることが、心を整えることにつながる」という深い実感。ヨガとの出会いから、宮崎移住、母として・一人の女性としての現在地まで、たっぷりお話を伺いました。

ぜひ最後まで御覧ください❤

外側の居場所から、内側の居場所へ。からだとこころを整えるヨガ

今回のゲストはこの方です!自己紹介をお願いします。

ヨガ講師をしています、畠山さきです。グループレッスンを行う一方で、ヨガの先生になりたい方向けの資格取得トレーナーとしても活動しています。

「ヨガ」といっても色々なスタイルがあると思うのですが、さきさんはどのようなヨガをされているのでしょうか?

「ヨガ=ポーズ」と思われがちなんですが、私は“中身”をすごく大事にしています。

「中身」とはどういうことでしょうか?

ポーズの形を真似するだけなら、実はヨガは簡単です。


でも人には癖があって、

  • まっすぐ伸ばしているつもりでも、実は伸びていなかったり
  • 膝を無意識に、体に負担のかかる方向へ曲げていたり

日常の中で、知らないうちに体を痛めていることって多いんですよね。

だから、骨の配列(身体構造)を大切にしていて「この足はこっちに曲げてみよう」「曲げすぎだから、あと1cm戻そう」

そんなふうに、骨の位置を意識しながら伝えています。

体にとって無理のない位置で動くと、自然と心地よさが生まれて、気持ちも明るくなる。

体と心は、やっぱりつながっているなと感じます。

体は「右手を上げて」と言えば、ちゃんと応えてくれる。


その体験を重ねることで、「自分は自分を整えられる」という感覚が育ち、少しずつ心にも意識が向いていくんです。

なぜか涙が止まらなかった、あの日のヨガ

ヨガとの出会いは、いつ頃だったんですか?

大学生の頃です。

もともとジャズダンスをやっていて、「体が柔らかくなったらいいな」くらいの軽い気持ちで始めました。

大きく意識が変わったのは、就職活動の時です。ヨガをしていたら、理由も分からないまま涙が止まらなくなってしまって。

就活って、自分をすごく取り繕う時期じゃないですか。よく見せたいし、周りの目も気になるし。

無意識のうちに無理をしていたんですね😭

そんな日々の中で、知らないうちに自分に向き合う時間がなくなっていたんだと思います。

ヨガの時間は、誰に何も言われなくても、自然と呼吸や体を通して自分に向き合える。その安心感で、ポロポロ涙が出たんだなと、今では思います。

体を動かすだけじゃなくて、意識を変える、いい方向に向けるきっかけになるもの。そこにヨガの魅力を感じるようになりました。

そこから、本場のインドにも行かれたんですよね。

はい。

図書館でヨガの本をたくさん借りて読んでいたんですが、スピリチュアルなことが多くて、「これは行かないと分からないな」と思って。

学生の頃、インドのヨガ道場でトレーニングを受けました。

【インドの写真提供依頼】

実際に行ってみて、どうでしたか?

正直、もっと感覚的で、精神世界寄りのものを想像していました。でも実際は、解剖学や生理学、呼吸の仕組みなど、とても基本に忠実で理論的だったんです。

目に見えない“ふわっとしたもの”がヨガだと思っていたけれど、「ヨガには、ちゃんと科学的な裏付けがあるのかもしれない」そう感じて、視点がガラッと変わりました。

道場では、瞑想や呼吸法、哲学の学び、奉仕の時間などを通して、ヨガが「ポーズを取ること」だけではなく、心と身体を見つめ、バランスを整えていくための総合的なテクニックなのだと実感しました。

日本に戻ってからも別の仕事をしながらヨガは続け、ヨガの国際資格を取得し、「これを仕事にしたい」と思うようになりました。

宮崎にはどのようなきっかけで移住されたのですか?

コロナをきっかけに「もっと安心できる環境でヨガを届けたい」と思うようになりました。

宮崎にはこ゚縁があり、またちょうど良い物件との出会いもあったので、「ここなら、生徒さんにも安心して通ってもらえるかもしれない」と感じたことが、背中を押してくれました。

いくつものタイミングが重なり、宮崎への移住を決めましたね。

湖畔に台風が来たみたいな日々

ヨガで自己調整力が身についてから、また違うしんどさもあったそうですね。

そうなんです。感覚としては、穏やかな湖に台風が来た感じです。

宮崎に移住し、パートナーやすずちゃんといった家族が増えて、看病や授乳トラブル、目が離せない愛おしさ。

コントロールできない外部要因が増えて、心も体も大きく揺さぶられました。

理想と現実のギャップが広がって、「あれもできない」「これもできない」って、不足感ばかりに目がいってしまって。

確かに、自分ではどうしようもできないことは多くなりますよね。

そうなんです。なので、そこから意識したのは、「今」と「理想」を分けて整理することでした。

今は、できていないことより、「できていること」に意識を向ける。理想については、人生で何を一番大切にしたいかをはっきりさせました。

私の場合は、娘とパートナーが、ほっとできる場所であること

そのためには、自分がご機嫌でいる工夫が必要で、仕事に集中する時間を確保することでした。だから、シッターさんにお願いする選択をしました。


妊娠前は0歳児を預けることに抵抗もありましたが、人生の軸が明確になると、今はありがたく頼らせてもらっています。

日々、試行錯誤ですけどね。

ご機嫌でいるためにやった、暮らしやお金の具体化

独立すると、お金のことも大きなテーマになりますよね。

そうですね。

特別お金に関して勉強したわけではなかったのですが、まず最初にやったのは、「どういう暮らしをしたいか」をはっきりさせることでした。

そのために、月にいくらあったら自分は安心できるのかを、感覚ではなく数字で出しました。

その金額を達成するために、レッスンを何本やるのか、時間が足りないなら単価をどう考えるのか、クラスだけでなく講座という形もいいのか。

ひとつひとつ現実的に考えるようになりました。

ヨガの仕事って、「好き」や「想い」だけで突っ走ってしまいがちなんですが、お金の不安があると、心もどうしても揺れてしまうんですよね。

だからこそ、お金は我慢するためのものではなくて、
自分と家族がご機嫌でいるための手段だと思っています。

「ご機嫌でいるための手段」っていい表現ですね!

分からないことはプロに相談していいし、一人で抱え込まなくていい。

お金のことをちゃんと整えることで、ヨガに向き合う心の余白が生まれたと感じています。

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「”自分”に、意識を向けて」 宮崎の女性へのメッセージ

最後に、宮崎の女性に一言メッセージをいただいてもよろしいですか?

皆さんすごい頑張ってらっしゃるなと思います。本当にお疲れ様です。

いろんなところに愛を向けて、優しさとなって循環していると思いますが、たまには自分に意識を向けてご機嫌を取るということができたらいいなと思っています。

一人じゃ難しいことも多々あると思うので、そういう時は私でも何でも頼ってもらえたら嬉しいです。

自分を元気にするところから、家族と宮崎を盛り上げていけたらいいなと思っています。

さきさんのCorecolorsポイント(特別編)

いつもは最後におまとめをお届けしているのですが、今回は特別編。忙しい宮崎の女性がリセットできる方法を教えていただきました!

心や頭が忙しい時(過去の心配事や未来の不安でぐるぐるしている時)におすすめの、3分程度でできる「五感を使った気持ちのリセット方法」をご紹介します。

これは、過去や未来ではなく「今、この瞬間」に意識を集中させるためのトレーニングです。

  1. 視覚(見る): まっすぐ前を見て、目に入るものを3つ確認します(色、形、動きなど)。
  2. 聴覚(聞く): 目を閉じ、耳から聞こえてくる近くの音、そして自分の体の中の音に意識を向けます。
  3. 嗅覚(嗅ぐ): 鼻に意識を向け、どんな香りがするか集中します。
  4. 味覚(味わう): 口の中の味を意識します。
  5. 触覚(触れる): 自分が触っている手のひらや膝のあたりに、どんな温かさやぬくもりがあるかを感じます。
  6. 呼吸に戻す: 集中を呼吸に戻し、鼻から吸って、鼻からゆっくり吐きます。
  7. リセット: 顎と首の裏の力を抜いたら、優しく瞬きをして顔を上げます。

いきなり呼吸だけに集中するのは難しいため、五感を順番に使って意識を集中させる練習から始め、徐々に「今この瞬間」に意識を合わせることで、頭がスッキリとした穏やかな時間に入っていけますよ♫

「整える」は、がんばることじゃない

体を整えること。
心を整えること。
暮らしやお金を整えること。

それは、無理を重ねることではなく、
自分に戻るための選択

やさしく、でも芯のあるさきさんの言葉は、
「力を抜いても、大丈夫だよ」とそっと教えてくれました。

それぞれのペースで、しなやかに。
宮崎で生きる女性たちが、自分の色を大切に描いていけますように。

さきさんのInstagram・公式Webサイトはこちら👇️

https://www.instagram.com/saki_h.yogini

ウェブサイト:https://yogalinden.net/